2006年02月23日
屋根と壁と・・・
2日目、町を抜け山を越え、長野県松本市まで来た。

(途中の群馬県嬬恋村)
まだまだキャンプ初心者の俺は、長野の寒さを舐めていた。
どんどん10℃台前半に下がっていき、夜には一桁まで行きそうな勢い。残暑気分が抜けない服装に夏用のシュラフでは、到底寝られるとは思えなかった。また個人的な印象だが、長野のキャンプ場は夏の一時期しか営業しないところが多い気がする。当てにしていた美鈴湖のキャンプ場もとっくの昔に開設期間を終えて草ボーボー。ハイシーズンの面影はすでに無かった。
暮れゆく夕日に地図をかざした。山奥で街灯も無く、まもなく地図が見えなくなる。間抜けな話だが、このとき焦って目を皿のようにして眺め初めて、ツーリングマップルに24時間営業の健康ランドが載っていることに気づいた。
寒さに震えながら「松本健康ランド遊ing」に着き、館内に入ってやっとこさ人心地ついた。大量の荷物はフロントで預ってもらったが運ぶのが大変だった。一つにパッキングする方法を考えないといけないと感じた。
それにしても、2500円ほどで屋根と壁と暖房と風呂と簡易ベッドがあるところに泊まれるということは、すばらしい発見だ。キャンプのような趣はないが、寒いときや雨ならばこれは“アリ”だ!
新しい発見に浮かれる俺。暖かい屋内で寝られる幸福を感じながら、その夜は平穏に過ぎていった。ただ、影から見つめる熱い視線があった・・・かも。
健康ランドの闇をこの時はまだ、知らなかった(思わせぶりに、闇の話は6泊目)。
(3日目に続く)

(途中の群馬県嬬恋村)
まだまだキャンプ初心者の俺は、長野の寒さを舐めていた。
どんどん10℃台前半に下がっていき、夜には一桁まで行きそうな勢い。残暑気分が抜けない服装に夏用のシュラフでは、到底寝られるとは思えなかった。また個人的な印象だが、長野のキャンプ場は夏の一時期しか営業しないところが多い気がする。当てにしていた美鈴湖のキャンプ場もとっくの昔に開設期間を終えて草ボーボー。ハイシーズンの面影はすでに無かった。
暮れゆく夕日に地図をかざした。山奥で街灯も無く、まもなく地図が見えなくなる。間抜けな話だが、このとき焦って目を皿のようにして眺め初めて、ツーリングマップルに24時間営業の健康ランドが載っていることに気づいた。
寒さに震えながら「松本健康ランド遊ing」に着き、館内に入ってやっとこさ人心地ついた。大量の荷物はフロントで預ってもらったが運ぶのが大変だった。一つにパッキングする方法を考えないといけないと感じた。
それにしても、2500円ほどで屋根と壁と暖房と風呂と簡易ベッドがあるところに泊まれるということは、すばらしい発見だ。キャンプのような趣はないが、寒いときや雨ならばこれは“アリ”だ!
新しい発見に浮かれる俺。暖かい屋内で寝られる幸福を感じながら、その夜は平穏に過ぎていった。ただ、影から見つめる熱い視線があった・・・かも。
健康ランドの闇をこの時はまだ、知らなかった(思わせぶりに、闇の話は6泊目)。
(3日目に続く)
Posted by gyozza at 20:23│Comments(0)
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