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2006年02月02日

テント選び

初キャンプの話にいく前に、テント選びの話を一つ。

ツーリングに使うテントのポイントは、優先順に

1.収納サイズ
2.組み立て易さ
3.重さ
4.前室の有無
5.内部の広さ
6.その他(防水性、通気性、耐久性)


というところかな。もちろん“値段”は言うまでもないが。
では項目ごとに・・・



1.収納サイズ

車種にもよるが、バイクに積むならサイズがデカイのは大問題。他にも積むものがたくさんあるからだ。
テントの場合、サイズの大小は値段とはあまり関係ないので、極力小さいものを選びたい。
表示サイズが大きくても、コンプレッションバッグを使えば小さくなるものもある。
愛用していたテント↓(日本一周にも使用) 42×Φ15cmくらいだとマズマズ。

コールマン コンパクトツーリングテントST/ポータブルクッションプレゼント
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ただし、これの場合は重量がちょっと重い。



2.組み立て易さ

設営はさておき、撤収が面倒。せっかく早く起きても、撤収を面倒くさがっているうちに、9時だ10時だと出発が遅れるのだ。
まぁ、どれを選んでもそんなに大差はないが、ポールの本数が多かったりサイズが大きかったりすると、やはり手間がかかる。ちなみに吊り下げ式しか使ったことがないので、ムーンライトとかがどうなのかは不明。
それと、ペグ打ちが必須のタイプは設置場所が限定されてしまうので、出来れば避けたい。

上記のツーリングテントSTで、設営4分、撤収6分。これでも面倒に感じた俺は相当めんどくさがりかな?

簡単なのはこれ。ただしサイズと重さが・・・
LOGOS(ロゴス) TDラピーダ
LOGOS(ロゴス) TDラピーダ











3.重さ

「バイクだから多少重くても・・・」と思うかもしれない。
確かにそうなんだけど、3kg以下が望ましい。上で紹介したツーリングテントST(3.5kg)、乗せ方がまずくてカウルが割れた。バッグに吊るしていたときも、紐が千切れそうに・・・。

また、サイトの脇まで乗り入れられないキャンプ場は意外に多い。
数十メートルの運搬といえど、荷物はテントだけではないので、意外に大変。少しでも軽くしたいものだ。2kg以下なら最高。

スノーピーク ランドブリーズソロ・オリジナルセット
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これ、今欲しい。



4.前室の有無

前室は便利! 荷物置けるし、カッパやタオルが干せる。小さい前室でも靴が置けるので重宝する。雨で連泊する時も、インナーの入り口を開けられるので圧迫感が減るし、煮炊きも出来る。
ロングツーリングなら必須といってもいい。

ただし当然のことながら、前室が大きければ収納サイズは大きく、設営は面倒、そして重いということになる。2~3泊までなら、小さい前室で十分。自分のやりたいキャンプをよくイメージして決めることが重要だ。

参考までに、前室の大きいタイプ
小川キャンパル アーデインDX
小川キャンパル アーデインDX









5.内部の広さ

一人用で十分! と言いたいところだけど、「一人用」という表示のテントは本当に狭い。荷物を入れるとまっすぐ寝られないかもしれないし、頭や足がテントの壁に当たるのも、意外に気になる。体を起こすと天井に頭が当たるものもある。洋服も畳めないし、荷物の整理も出来ないような有様。
これも収納サイズとの兼ね合いにはなるが、一人用を選ぶ場合は、割り切って重量や収納を重視する場合のみにしたほうがいい。
基本的には「2~3人用」。


6.その他

耐水性については、極端な安物でない限りは大体OK。ただし防水スプレーなど手入れをすること。これは高級テントでも同じ。
また、高級だから染みないかというとそうでもないようで、山岳系の高級テントなどは軽量化のために生地が薄く、意外に染みてくるという話も聞く。

夏にキャンプするなら通気性は重要。蒸し暑くて眠れない。
ただし、高原や北海道ならば真夏でも夜はそんなに暑くないので、普通についているメッシュドアで大体OK。

耐久性は・・・これは使ってみないとなんとも。
ちなみに前出のコールマンツーリングテントST、本体は100泊以上のキャンプに耐えたが、FRPポールは曲がり、張りがなくなってしまった。ジュラルミンポールなら大丈夫だったのか・・・それはわからないが。



で、ここまで色々書いたので、オススメをあげておく。

コールマン ミリタリーテント
コールマン ミリタリーテント








収納性、組み立てやすさ、重さ、前室および内部の広さ、などなど、ベストじゃないけど非常~~~~にバランスがいい。1泊から100泊まで過不足なく使える。全部の条件を満たしたい向きには超オススメ。

値段以外は、だが・・・


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